2022年7月13日からジャンプ+での第二部開始・さらに2022年内のアニメスタートが決まっており、期待が高まる『チェンソーマン』
その中でも第一部で大活躍した『パワー』は、今までの少年漫画のヒロインの常識を覆す独特の魅力を持ったキャラクターです。
チェンソーマンについて誰をヒロインとするかは議論がわかれるところですが、ぼくは是非パワーをヒロインとして推したい!
今回はそんな人気キャラクター『パワー』の魅力や第二部での出番はあるかなどをガッツリ深堀りしていきます♪
※第一部のネタバレもありますので、まだ未読という方はご注意ください。
目次
チェンソーマンについて
チェンソーマンは2018年12月から2020年12月まで週刊少年ジャンプで第一部が連載され、コミックスの累計発行部数が1,200万部を超えるヒット作。
作者は藤本タツキ。本作の他「ファイアパンチ」や「ルックバック」のヒットで知られています。
「このマンガがすごい!2021」オトコ編1位を受賞するなど作品評価も高く、2022年7月13日よりジャンプ+で第二部連載開始・2022年アニメが開始されるなど、いま期待が高まっている作品です。
チェンソーマンあらすじ
人の恐怖を根源とする「悪魔」が存在する世界。
主人公『デンジ』は死んだ父親の残した借金を返済するためチェンソーの悪魔『ポチタ』と共に、悪魔を駆除する『デビルハンター』を生業としています。
普通の生活を願いながらも、借金返済のためにまともな生活をすることが出来ません。
ある日デンジは雇い主であるヤクザに裏切られ、ポチタと共にゾンビの悪魔に殺されてしまいます。
デンジの死体から流れ落ちた血を飲んで蘇ったポチタは「心臓を与える代わりにデンジの夢を見せてくれ」と契約を結び自らが心臓になることでデンジを蘇らせます。
ポチタの心臓を貰った(ポチタが心臓になった)デンジは、胸から飛び出たポチタのしっぽを引くことで『チェンソーの悪魔』になることが出来るようになり、その力でゾンビの悪魔とゾンビ軍団を一掃します。
その後ゾンビの悪魔を駆除するためにやって来た公安のデビルハンター『マキマ』に「悪魔として殺されるか、人として私に飼われるか」と選択をせまられたデンジは普通の生活をえるために「人として飼われる=デビルハンターになる」ことを選んだのでした・・・。
ダークな世界観、グロいけど迫力満点なバトルシーン、独特・軽妙なセリフ回しと先の読めない展開が読者の心をがっちりと掴んでいます。
魅力的なキャラクターも多く、ホントに面白いです!
パワーとは?
魅力的なキャラが多いチェンソーマンの中でも、人気の高いキャラクター『パワー』。
パワーは『血の悪魔』の魔人の女の子です。
魔人とは
人の死体を乗っ取った悪魔のこと。頭部の形状が特徴的
ただ魔人になることで悪魔のころよりは弱体化してしまうようで、悪魔が魔人になる理由・メリットは今のところ不明です。何かしらの理由で瀕死の悪魔が生きながらえる為に、人間の体を乗っ取るのでは?とも言われています。
本来、魔人もデビルハンターの駆除対象ですが、パワーのように「理性の高い魔人」は公安で管理の上デビルハンターとして生きることが出来るようです。
公安にはパワーの他にも「サメの魔人」や「暴力の魔人」などがデビルハンターとして所属しています。
見た目はカワイイ女の子で赤いツノ・十字の入った瞳と吸血鬼のような鋭い牙がトレードマーク。
ただ性格は自分勝手で傍若無人・理不尽な行動が多く臆病で虚言癖ありとおよそ少年漫画のヒロインとは思えないキャラクターです。
どちらかというと敵役にいそうなキャラクターですよね♪
普段は横柄で自分勝手ですが、自分より上の相手にはめっぽう弱く、怯えて逃げたり隠れたりしてしまいます。
キュートな見た目と我が道を行く性格、独特の口調にハマる人続出でキャラクター人気投票では常に上位!(1回目→1位、2回目→3位)
初登場は第4話(コミックス1巻)で、デビルハンターとして公安対魔特異4課に加入した主人公デンジのバディとして初登場します。
パワーの名前の由来
ちょっと中二病のこじらせっぽいネーミングのパワーですが、その名前の由来は作者・藤本タツキ先生によるとキリスト教の天使の階級のうち第6位『能天使パワー』を元にしています。
パワー含めて8人の魔人が「チェンソーマンの眷属」と呼ばれて、チェンソーマンを従い守る役割があるようでした。
デンジの由来も「テンシ(天使)」から来ているので、そこから繋がってのネーミングなんでしょうね。
また、このハチャメチャな性格は『ビッグリボウスキ』という映画のキャラクターを元にしているようです。
パワーの能力『血を操ることが出来る』
パワーは血の魔人というだけあって血を操る能力も持っています。
自らの血を武器にして戦ったり、他人の血にもある程度干渉出来るようで止血をしたり相手の体に侵入して弱体化させることが出来るようです。
ただし血を操る能力であるが故に、大量に血を使ってしまうと本人が貧血を起こしてしまいます。
そのため他の悪魔よりも血が大好きで、突然デンジの腕に嚙みついたり、寝ている間に血を勝手に吸ってしまうこともあるようです。
早川家(パワーの家族!?)
公安対魔特異4課という実験的な部隊に配属されたパワー、デンジが上司マキマの命で早川アキの家で共同生活を始めます。
初めはお互いに信用せずに反目しあっていた3人も、共に暮らす中で少しずつ本当の家族・兄弟のようになっていきます。
そんな3人をマキマは『早川家』と呼び、読者の間でもその呼び名が定着しました。
そうやって築いていった普通の生活・幸せな日常は、3人の関係の最期をより残酷なものにしていくことになります。
たよれる長男【早川アキ】
公安対魔特異4課の一員で早川家長男(?)。
アキはチェンソーマンのキャラの中でも、数少ないまともで理性的な存在。
突如転がり込んできたわがまま勝手なデンジとパワーに戸惑いながら、(敬愛するマキマさんの頼みとはいえ)冷静に落ち着いて二人の面倒を見るまさに理想のお兄ちゃん♪
そんなお兄ちゃんアキ君ですが、弟妹二人のいたずらレベルじゃないイタズラに堪らず「殺すぞ!」と暴言を吐いてしまうことも・・・。
どこの家族も長男は気苦労が絶えないんでしょうね・・・頑張れアキお兄ちゃん!
胸を揉みたい!パワーのバディ【デンジ】
チェンソーの悪魔を宿した『チェンソーマン』の主人公でありパワーのバディ
出会ったばかりの頃はケンカばかりしていたデンジとパワーですが、手が掛かるパワーのわがままな子供のような性格・行動に振り回されながら、徐々にお兄ちゃん気質が目覚めていきます。
バディ結成当初、理不尽なパワーの行動にも『オンナの胸を揉みたい』という願望ために我慢しますが、その気持ちをパワーに利用されコウモリの悪魔から猫のニャーコを取り返すため生贄として差し出されてしまいます。
コウモリの悪魔を倒してニャーコを取り戻したことにより、パワーから少しずつ信頼されるようになるキッカケとなりました。
最終的にはパワーの嫌いな野菜を食べてあげたり、トイレやお風呂のお世話(⁉)までしてあげる面倒見のいい兄に♪
許可さえあれば腕に噛みついて血を飲んでも良いそうです・・・優しいねw
心許せる唯一の存在【ニャーコ】
パワーがアキやデンジと出会うまで唯一心を許せる存在だったのが猫のニャーコ。
コウモリの悪魔に捕まったニャーコを助けるために、デンジを騙して生贄として差し出すほどパワーにとって大切な存在。
デンジがチェンソーの悪魔となりコウモリの悪魔を倒してからは、パワーと共に早川家の一員になります。
血抜きのためパワーが家を留守にした間にニャーコがデンジに懐いてしまい、戻って来てもニャーコがデンジと寝ていることに嫉妬したパワーが裏切者呼ばわりするほど、パワーに愛されているニャーコちゃんです。
かわいい魔人パワーの魅力
#チェンソーマン【公式】Twitterのフォロワー49万人を突破しました!応援ありがとうございます。
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) August 1, 2021
【フォロワー49万人突破記念】として今回は #パワー のアイコンをプレゼント!
次は、50万人突破であたらしいアイコンをプレゼントします。 pic.twitter.com/2zpECbFMSO
パワーの魅力と言えばやはり、かわいい見た目とは裏腹なわがまま勝手な末っ娘的な性格ではないでしょうか?
本能に忠実で、実は人間よりも人間らしいパワーの魅力(?)を紹介します。
虚言癖あり
とにかく平気で嘘をつきますw
保身のための嘘や、見栄を張るための嘘など息をするように出てくる出てくる♪
ついさっき自分で言ったことを、平気で言ってないと言ったりします。
アキ曰く『自分の都合のいいように思い込み脳内で記憶を改ざんする』ようで、本人も嘘ついてる自覚はないのかも?
そんなパワー傍若無人ぶりにデンジやアキは振り回されますが可愛くて憎めません♪
臆病で強い相手にはトコトン弱い
普段から偉そうで傍若無人なパワーですが、自分より立場が上だったり強い相手にはめっぽう弱いです。
戦っている最中でも相手が強く勝てないとみるや平気で逃げてしまいます。
逃げたことを問い責められると「お腹が空いたから帰っただけ」と笑劇的な子供のような言い訳をしたこともw
劇中最強レベルのデビルハンター・クァンシが現れたときはナント死んだふりをしてやり過ごそうとしました・・・w
公安の上司・マキマには特に弱く、マキマを前にするといつもの勢いはなく怯えて借りてきた猫のようにおとなしくなってしまうのです。
また『刺客編(7~8巻)』にてデンジやアキらと共に地獄に落とさた際に現れた闇の悪魔に対する恐怖でトラウマになってしまいます。
常に闇の悪魔に見られている恐怖により、何もできない赤ちゃんのようになってしまったパワーですが、デンジ・アキの甲斐甲斐しい世話により次第に恐怖は薄れ普段の生活を取り戻していきました。
そして逆に自分より弱そうな相手には、すごい勢いで勇猛果敢に戦いを挑みます!
コミックス3巻の巻末では蟻に勝負を挑むパワーの姿を見ることが出来ますよw
自分がカワイイと自覚している♪
見た目も、振り切ったワガママっぷりもとっても可愛いパワーですが、本人も自分がかわいい事を自覚しているようですw
カワイイは正義!かわいいから何しても許されるって感じでしょうかw
たしかにこんなかわいい子に振り回されたいッ!て気持ちになるかも・・・。
さすがに料理に入ってる野菜を投げ捨てたり、トイレのう〇こをたまにしか流さないのは勘弁ですが・・・そんなだらしなくても魅力的に見えるくらいパワーはかわいらしく描かれています♪
パワーが自分をかわいいと自覚しているとわかるシーンがコミックス第2巻にあります。
コウモリの悪魔を倒しニャーコを救ってくれたデンジに、「胸をもませてやる」と言い揉ませてあげるという男の子だったら大興奮!の展開になります。
「嬉しいじゃろ!揉め揉め」とマジ天使と思えるような展開でデンジもありがたく揉みます・・・しかしその感触がおかしく胸パットを入れて貧乳だったことがバレてデンジに「思ってたのと違う」とガッカリさせてしまいます。
デンジの胸を揉む前から揉んだ後のテンションの落差が凄くてメッチャ面白いです!
その後も胸パットを入れているようなので、自分の容姿・カワイイことを意識しているのが分かります。
パワーの名言(迷言?)3選!
パワーはその身勝手で傍若無人な性格や虚言癖により、作中で数多くの名言(迷言?)を生み出してきました。
一人称「ワシ」のように老人のようだったり、わがままで傲慢な女王様のような言葉遣いも特徴的でイヤでも記憶に残るセリフが多いです。
その中でも面白い・衝撃的な迷言を3つご紹介します♪
『おうおう、ひれ伏せ人間!!ワシの名前はパワー!』
引用:チェンソーマン第4話(コミックス第1巻)より
パワー初登場時のセリフですw
かわいい姿とセリフのギャップに凄いキャラが出てきたなwと思いました。
公安対魔特異第4課のデビルハンターとなったデンジの前にバディとして現れた際に言い放ちました。
まるで世界を支配する魔王のようなセリフですね。
呆然とするデンジの対応も含め面白いシーンとなっています。
『なあんんじゃその花!?ワシに似合いそうじゃのお・・・!差し出せ!!』
引用:チェンソーマン第52話(コミックス第6巻)より
逃避行を決意したもののレゼが現れず傷心のデンジの前に現れた際の一言。
レゼのために用意した花を自分によこせと空気を読まない発言をします。
デンジはよっぽどあげたくなかったのか、自分で花束を食べてしまいます!
傷心のデンジの気を紛らわせた態度とも思えますが・・・多分違うだろうなあw
『恐いから一緒にお風呂入ってえ・・・』
引用:チェンソーマン第71話(コミックス第9巻)より
闇の悪魔への恐怖によるトラウマで赤ちゃん返りしてしまったパワー。
今まで以上に世話がかかるようになってしまい、まさかのお風呂まで!?というドキドキ展開!
・・・ただデンジの表情は冷めており「全然エッチな感じしねえ」と一言。
デンジはすでに大切な存在・家族としてパワーを見ていたんだなあと感じるシーンでした。
作中屈指の衝撃!第57話「突然」
パワーを語るうえで、欠かすことないエピソードは第57話です。
タイトルは『突然』・・・何か起こりそうな予感がしますねw
ここはネタバレしない程度にあらすじを・・・
チェンソーマンの存在が知れ渡り、世界中の刺客から命を狙われることになったデンジ。
アキ・パワー他護衛の付くデンジと公安の他メンバーと合流する中、なぜかパワーが特異4課の同僚・コベニの車に興味を持ちます。
「歩き疲れたから乗せろ!」「ワシの車じゃないか?ウヌ盗人なのか?」などと相変わらずの身勝手ぶりで運転席に乗ってしまい・・・。
この先の話がまさにパワーの魅力が全開の最高の話になっています♪
チェンソーマン作中屈指の衝撃シーンもありますので、読んでない方はぜひ読んでください!
パワーの第二部登場は?
パワーのファンが第二部に向けて一番気になるのがやはり「パワーの出番はあるのか?」ですよね。
※ここから第一部のがっつりネタバレあるので、未読の方は飛ばし読み推奨です。
#チェンソーマン【公式】Twitterのフォロワーがなんと17万人を突破しました!応援ありがとうございます。
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) February 20, 2021
【フォロワー17万人突破記念】として今回は #パワー のアイコンをプレゼント!
次は、18万人突破であたらしいアイコンをプレゼントします。 pic.twitter.com/Pt89UeNPKg
チェンソーマン第一部の後半でパワーは支配の悪魔であるマキマからチェンソーマンを助けて深い傷を負います。
今まで決して逆らうことなく、絶対に勝てるはずのないマキマに逆らってでもデンジを助けたい・・・デンジは初めての友達だから。
そしてデンジに『血の悪魔を見つけに行け。見つけてどうにか仲良くなって血の悪魔をまたパワーに戻してくれ』と契約をして自らの血をデンジに与え消えていったのです。
悪魔はこの世で死んでも地獄で蘇ります。ただし蘇ってもこの世での記憶は引き継がれません。
契約をしたためきっとデンジは血の悪魔を探すことになると思われますが、パワーの姿は魔人としての人間の死体を乗っ取った姿であったため第二部でたとえ復活したとしても同じ姿ではないだろうと予想されています・・・泣。
パワーの話し口調から本来の悪魔の姿は老人のような姿ではとも噂されてますが・・・それだけはイヤぁぁあ!
めっちゃ素敵なキャラクターだったので、ワンチャンそのままの姿で・・・って思ってる自分がいます
同じ姿でなくてもきっと魅力的なキャラクターにしてくれると期待してます!
でも藤本先生はみんなの予想を裏切るような展開を持ってくるからなあ・・・ドキドキしながら第二部開始を待ちましょうw
まとめ
チェンソーマンの人気キャラクター「パワー」について紹介しました。
・・・正直ちょっとうまく魅力を伝えられたか分かりません(涙)
ただ、それくらい複雑で魅力的なキャラクターなので、まだチェンソーマン読んでない方はパワーの魅力をその目で見てもらいたいです!
他にも魅力的なキャラクターが多いので、ぜひチェンソーマン読んでみて下さい。
2022年7月13日よりジャンプ+で第二部もはじまりますので、そちらも期待大!!!
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